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ニュース:日本政府が入国制限緩和策の適用を開始

筑波大学大学院に留学したミャンマー人の日本滞在体験記

      新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、日本政府は海外からの入国を原則停止にし、一部の国からのビジネス目的の来日・滞在については制限を設けていました。これに伴い入国許可に当たるビザの発給も停止していました。11月8日より制限緩和策の適用を開始し、技能実習生や留学生の入国も条件付きで認められることになりました。

ミャンマーで日本の在留資格認定証明書を持って待機していた人は多数おり、このニュースをずっと待っていました。在留資格認定証明書があっても日本大使館から滞在許可のビザが下りなければ、日本に行くことができないからです。日本への入国ビザ申請ができることになったというニュースはミャンマーにある「日本世界」にとってはホットニュースでした。ミャンマーでは、日本に関連のある仕事をしているミャンマー人達を総称して「日本世界」と呼んでいます。

このニュース対するミャンマー人の反応を紹介します。

目次

1.  ニュース:日本政府が入国制限緩和策の適用を開始

2.日本への入国制限緩和策の適用の発表

3.日本企業の対応について

4.まとめ

  • ニュース:日本政府が入国制限緩和策の適用を開始

制限緩和策の適用を開始し、技能実習生や留学生の入国も条件付きで認められることになりました。

在留資格認定証明書をもち日本への入国申請を待っているミャンマー人たちは、ミャンマーのコロナウイルス感染状況には興味がありませんでしたが、日本の感染状況に興味を持っていました。「日本のコロナウイルス新規感染者数が少なくなった、よかったと言っている」というのを聞きました。日本にいる知り合いのミャンマー人たちに日本の入国事情に関してずっと訊ねていたそうです。ミャンマーでは仕事がなく無職なので早く日本に行きたい、日本政府が入国できるという発表をしても、ミャンマーにある日本大使館が機能しなければ入国ビザが発給されず日本に入国できないらしいなど、いろいろな不安があったそうです。

  • 日本への入国制限緩和策の適用の発表

ミャンマーで日本への渡航を待っている人たちは留学生、技能実習生たちが多いです。ミャンマーの「日本世界」の皆が期待している入国制限緩和策のニュースが発表されて嬉しかった。でも、受け入れ企業の業種や大学を管轄する各省庁による事前の審査を受ける必要があり、その審査にはどのぐらい時間かかるかも分からず、ミャンマーにある日本大使館からはビザを申請できる日程の発表もまだないことから、日本政府があえて入国手続きを煩雑にしたという声も聞こえました。

2020年以降に日本の在留資格認定証明書をもらった人たちは、今渡航できなくてもいつか日本に行けるという気持ちでいました。たとえ今ミャンマーで就職しても、日本に行くからと言ってすぐには仕事をやめにくいので仕事につかず、2年たった今も無職の人がいるそうです。

  • 日本企業の対応について

      11月5日の日本政府の入国制限緩和策発表後に、すでに日本企業への就職が決まっていた人たちにその企業から採用取り消しの連絡がきた事例がたくさんあります。ミャンマーの人たちは渡航を2年間も待っていたのに日本企業に採用を取り消されたので困っているそうです。泣いた人も、自殺したいと言った人もいました。日本企業はもっと早めに採用を取り消すことを知らせず、なぜ入国制限緩和策の発表後に知らせたのかという苦情もあったそうです。自分の夢や期待を打ち砕かれたと言う声も聞きました。

              ミャンマーの送り出し機関は、一人の労働者を送り出すために、いくつかの必要な提出書類をそろえて手続きをしますが、採用を取り消されると改めて労働省に採用取り消しの理由を説明しなければなりません。もっと早くに採用取り消しの状況が分かったら、他の日本の企業に紹介するように頑張れたのに、と言っていました。

  • まとめ

日本政府の入国制限緩和策発表は送り出し機関も含めたミャンマーの「日本世界」に、良くも悪くも色々な影響を与えています。

また、日本の企業は簡単に採用を取り消しますが、ミャンマーでは本当に困っている人が多いです。採用の取り消し情報は決まった時点ですぐにミャンマー側に伝えるように配慮してもらえると、次を探す機会ができるので職を失わずにすむし、ミャンマーから来日する予定の労働者も安心して日本で働く準備ができると思います。

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